どんぐりダンスの夢のお話

わたしがみた夢を書き綴ります

夢 藪のなかを進む

夜中
コオロギの鳴く声がきこえる
わたしの背丈ほどある藪をかき分けて進んでいる
藪の中に迷い込んだわけではない
探し物をしている
見上げた空には星もない
藪の少し先が明るい
明るい方へ向かって進む
サワサワバキバキ
藪の中を進む
明かりを頼りにしばらくすすむと
藪に囲われた錆びたトタンの小屋があった
物置小屋
何かの道具がしまってある
人の気配はない
小屋のわきに背の低くて細い木の電柱があって
丸い傘のついた裸電球が煌々と光っている
道もない藪の中にボロボロの錆びたトタンの小屋
そして辺りを照らすギラギラした電球の光
コオロギが鳴いている
わたしはしばらく
つっ立ったまま様子をうかがった
でも
誰もやって来なかったし
何の気配もなかった
ギラギラした電球の光に
笑われている気がした