どんぐりダンスの夢のお話

わたしがみた夢を書き綴ります

夢 知らない人たち

ひとりで暮らしていた
お部屋がものすごく散らかっている
男性二人が突然やってきて
わたしのお部屋で探し物をしている
怖い
わたしに何かお話したけれど、忘れてしまった
クローゼットのお洋服をじっと見ていた
わたしのお洋服、持っていかれてしまうかしら
そう思ったけれど
彼らはそのあとすぐにお部屋から出て行った


わたしは
小高い丘の住宅地にいる
住宅地の案内プレートに自転車を止めて
手書きの地図を見ている
わたしの行き先が書かれているはずだけれど
その手書きの地図には
おにぎり型の図形が描かれていて
そこに地名があるだけだった
地名が何であったのか忘れてしまった
簡単すぎる地図だったけれど
わたしの今いるところから地図に書かれたところまで
どうやって行けばいいのか大まかにわかっていた
よし、そろそろ出かけよう


すると
わたしの脇に小さめのベージュ色の自動車が止まった
なかからわたしの名前を呼ぶ声が聞こえて
女性のお顔がみえた
その女性は知らない方だけれど
夢の中では知っている方だった
彼女がいう
「こはるちゃん、いいところで会った!ちょっと助けてほしいんだけど
わたしが仲介したお客さんが八か月も家賃を滞納して部屋を出なければならないんだけど
話を聞いてくれなくて大暴れしてるの。一緒に来て説得してくれる?女性のお客さんなの。」
わたしは
「えっと、わたしこれから行くところがあるんですけど・・。」
「どこ?あとで送ってってあげる。」
「でも自転車があるし・・。」
「自転車?そこに置いときなさい。大丈夫よ!」
そういわれて、渋々彼女の車に乗った。
車に乗ると、スーツ姿の男性に気付いた
この方は、車からわたしを呼んだ女性の部下らしかった
彼がお話する
「大変なお客さんで、女性なんですけど、訊ねて行っても暴れて掴みかかって来るんです。」
「はぁ・・そうなんですか・・わたしにはなにも出来ませんけど・・。」
「試しに声をかけていただけますか?もしかすると落ち着いて話ができるかもしれません。」
「はい・・でも、暴れるんですよね?大丈夫かしら?」
「ええ、多分女性には襲いかからないと思います。うちのボスも襲われはしませんでしたから。」
「そうですか・・。」
嫌な予感がしたけれど、逃げられない感じだし
仕方なくその女性とお話してみることにした


アパートに着いた
林に囲まれた広い敷地に建っていた
敷地には大きなタイヤの跡や足跡がたくさんあって
乾燥した土がでこぼこしている
アパートの土台のところはコンクリートで平らに固めてある
妙なアパート
窓がなくて真っ白
壁もドアも何もかも
いいえ、ドアノブはシルバーだったかしら?
思い出せない
眩しい
2階建てだったけれど、2階に上がるための階段がない
玄関の扉はある
なんだろう?
嫌な感じだ


わたしが案内されたのは1階の左から三つ目のお部屋だった
そして呼び鈴を押した
「ピンポーン ピンポーン」
インターホンが「コー」っといってその人の声がする
「誰?」
「あの、こはるです。」
「何しに来た!」
「えっと、お話に来ました。」
ドアが突然開いて女性が現れた
わたしより年上の感じの女性だ
やつれたお顔をしていた
わたしをにらみながら、右手に持っている金属の
なんだろう?
昔、ばあちゃんが使っていた肩たたきのような道具で玄関のドアを
ガン、ガン、ガン、ガン!と思いっきり叩いた
恐ろしくなって逃げだすと追いかけてきて
わたしにつかみかかった
「やめて!ごめんなさい!ゆるしてください!!ごめんなさい!」
彼女は金属の道具を振りかざしてわたしをサメのような目でにらみつけている
ああ、だめだ、殺される
そう思うと、彼女はわたしを自分のお部屋に連れて行った


窓のない真っ白なお部屋
とても明るい
天井の高い大きなワンルームだった
ゴミだらけだったけれど臭くはなかった
お部屋に入るとどしてか恐怖は消えていった
お部屋の様子から、この女性がなにかとても苦しんでいるのがわかったからかもしれない
わたしがいう
「このお部屋をでてほかのところに行きましょう。」
彼女がいう
「行くところはないの。」
わたしたちはいつの間にかそのアパートのゴミ置き場にしゃがみこんでお話していた
「ご両親のお家はどこですか?」
「両親は池の中にいる。」
彼女はお池のお名前を話したけれど思い出せない。
そのお池が地名なのかほんとのお池のことで
ご両親はお池に落ちて亡くなってしまったのかどうなのか
わからなかったけれど、訊いてはいけない気がした
「ご親戚はいませんか?」
「カナダに一人いる。」
「カナダですか・・遠くですね・・。」
彼女は小さく頷いた
お顔を覗くともうサメの目ではなかった
美しくまっすぐな長い髪
色白で細面のお顔は涙で目のまわりやお鼻が赤らんでいた
優しそうなお顔
白いブラウスに細身のジーンズ姿
さっきよりずっと若く少女の様だった
可哀そう


もう夜だ
暗い
誰もいなくなっていた
街灯が緑を照らしている
わたしは一人で歩いていた
今から自転車を置いてあるところまで行って
おにぎり型の目的地に行って
それからお家に戻らなければならない
大変だ
とぼとぼ歩きながらそう思った