どんぐりダンスの夢のお話

わたしがみた夢を書き綴ります

夢 たくさん、よっついじょう、ほとんど思い出せない

たくさん夢をみた
何度も目覚めて
何度も眠った
うすぐらく、さむざむしいけれど
ここちよく、しずかな時間
夢は
わたしのあたまの中にある
わたしは
わたしの夢の空気に吸い込まれて消えてしまう
とてもここちよい
しずかだ。


最後にみた夢は覚えている


大きな長くて急な坂道
わたしたちは4、5人でそれぞれバイクに乗って坂をゆく
みんなバイクの調子が悪くて
止まりそうになりながらもゆっくり進んでゆく
わたしはバイクの座席の右後ろにあるブザーのような形のスイッチを
繰り返し押しながらなんとか止まらず進んでいた
この坂に案内したのは妹だった
妹はわたしより先を走っている
どしてか腹立たしい
「まったくもう!こんなに急な坂道に来るなんて! 」
わたしは何度も座席の後ろのスイッチを押しながらノロノロ、ヨロヨロ進んで
ほんと疲れる


この坂道は、お山を切り開いて作られたようで
左右にはこれからお家が建てられるように土が盛ってある
所々茂みのままだったけれどきれいに整列した街灯のおかげで
とても明るい
ここが実際にわたしの街のどのあたりにあるのか分かる
ほんとうはこれほど急な坂道ではない


わたしたちはやっとのおもいで坂の上までやって来た
そこからわたしの街が一望できた
うっすらと暗いお空にシルエットを作る街並み
いちばん遠くには海がみえているはずだけれど
くらくてなにもみえない。
わたしが坂の頂上に着くころには
妹は坂を下り始めていた
ものすごいスピードで坂を下る妹
グングン姿がちいさくなる
もう少しで坂を下りきる手前で
妹のバイクがガシャンガシャン、バーンと転がって
彼女は瞬間宙を飛んで
坂道の脇の溝に放り出された
「いたいよー、いたいよー」
妹が泣く声がきこえる
なんてことなの!
大変だ!
早く助けなきゃ!
わたしも猛スピードで坂を下る
近づくにつれて妹の左足が普通とは逆に曲がっているのがわかった
大変!
死んじゃう!
早くしなきゃ!
妹のところに到着すると、彼女は微笑んでいた
小さな溝にはまってお顔の半分は泥に埋もれていた
わたしはつい
「あなたがこんな坂道に来るからいけないのよ!」
大きな声でいった
一緒に走っていた仲間と妹を溝から助け出した
仲間の一人が、近所のトラックの運転手さんが
病院まで連れていってくれるらしい、と
わたしは救急車がいいとおもったので
119にお電話した
なかなかつながらない
わたしのお電話が壊れているのか?
仲間のお電話をかりてかけなおすと今度は通じた
お電話の相手は
わたしがいろいろ説明しているのに的を得ないことばかりお話しする
電柱をみると住所がわかったのでそれも伝えた
救急車が助けに来てくれる


今、わたしたちが居るのは坂を下りきった小さなT字路だと気付いた
ここは知っている
踏みきりのそばだ
見上げると、大きなビルディングの真っ黒なシルエットに囲まれていた
白っぽい銀色の街灯がスポットライトのようにそのT字路を照らし出す
ビルの窓の所々に灯りが灯っていた
わたしたちの黒のレザージャケットも街灯の光をテカテカ反射していた。


夢とはいえ
大ケガした妹に、わたしは酷いこといった。
ほんとは、ここに書かなかったけれど
酷いことした。
じぶんが信じられない。
最低だわ。
ごめんなさい。
許してください。
ほんとは、わたしは薄情な人間かもしれない。
いいえ、違う
気持ちのあらわし方がダメなだけ。
わからない。
ただ、妹はほんとに大切。
そう思う。





バイクの、坂道の夢を書いていると
もうひとつ思い出した。


実家の夢
実家のお家の夢
夢の実家は本当の実家とはぜんぜんちがう
夢の実家はお城のように広い
お家の中を進むと
初めてみるお部屋もあった
気に入ったお部屋のレイアウトを考えるのは楽しい
ガラス張りのお部屋を増築していた
でもそのすぐ隣にもガラス張りのお部屋を建てている
玄関の上の大きな丸い窓の後ろでインドのダンサーが踊りを披露するらしい
その窓の内側で踊れば、丸い窓の形をつかって面白いインド舞踊ができるらしい
お庭を少しゆくと遊園地のような商店街
妹に連れられて行った
ほんとにせまいところを進むと四角形のイベント会場
歯の健康のためのイベントで、妹が何がなんでも参加してというので
しぶしぶ参加した
お口の中をレーザーのような光できれいにするらしいが
試してみると、熱くてとても痛かった
わたしが慌てている様子をみて
妹は楽しそうに笑っている
なんて妹かしら!
わたしは一人で狭い通路を進んだ
通路を抜けるとそこはプール?
いいや、海だ!
それも岩場だ!
怖い
妹が後ろからわたしに追いついて
「お姉ちゃん!ほら、あしもとまで波がやって来るよ!」
そう叫んだ
真っ黒なモコモコした波がわたしに迫ってくる
「わー、やめてやめて」
わたしは猛ダッシュで遊園地のような商店街めがけて走り出す
後ろでお腹を抱えて笑っている妹の姿がみえた


目覚めた。



もうひとつ思い出した
でもほとんど覚えていない。


困っている中学生くらいの男の子
二人の怪しげな男性
横浜駅西口
駅周辺の所々に大小様々な廃墟が点在している
街中にはロープウエイが走っている
四角い鳥かごみたいのがロープに沿って動いている
それに乗ってみると
カゴの網目が大きすぎてうっかりすると地面に落ちてしまう
地上から2、3メートル上を行く
わたしは金属製の椅子から滑ってカゴの網目から落ちそうになった
網目にはまって両脇が引っ掛かってなんとか転落しなかったけれど
車掌さん?がやって来て
危険な遊びはやめてくださいと注意されて助けてもらえなかった
わたしの足が時々下を行く車にコツン、コツンと当たる
泣きながら「早く助けて!助けてください!」
そう叫ぶと、ヒゲモジャの外人さんがやって来て
わたしを引き上げてくれた


街中の廃墟は、明るい光りと清々しい風のおかげで
どこもとても美しい
男の子はなにかに怯えて逃げているようだったけれど
なにに怯えているのかはわからない
時々見かける怪しげな男たちかしら?


なんの廃墟かわからなかったけれど
コンクリートの上に小さなまるっこい石をたくさん埋めた駐車場のようなところで
コンクリートの柱に支えられたコンクリートの天井の廃墟
150センチくらいの壁がLの字にあって、あとは開いている
壁の上から何本も柱があって天井を支えている
やはり駐車場かな?
人通りの少ない通りに面している
ほんとはもっと複雑な造りだったけれど
思い出せない
コンクリートのざらざらした感じが残っている
言葉にするのは大変な魅力があった
そこに男の子がいた
わたしはカメラで撮影したけれど
上手に撮れなかった
そこはコンクリートの天井のせいで薄暗かったけれど
はっきりした光とそよ風のお陰で浮き上がってみえた。