どんぐりダンスの夢のお話

わたしがみた夢を書き綴ります

現実 悲しみの矢

悲しみの矢が
とつぜん
わたしめがけて
やってくる
たくさん
やってくる
いちど
ささった矢は二度と抜けない
からだが
悲しみで満たされていゆくのがよくわかる
つま先は凍傷するくらい冷たい
つむじが
焼けるようなスピードで
回転する
こんな姿は
だれにも見られたくない
お風呂場に隠れて
シャワーのお水を全開にする
冷たい
わたしに突撃する悲しみを追い出そうとして
シャワーの数十倍の涙が
溢れる
誰かの声がきこえる
もう
これで終わりにしよう
もう
どこにも行くところはないよ
大きな声で叫んで
わたしに話す声を追い出そうとする
全開のシャワーのせいでお顔が痛い
思いっきり叫んで泣く
すると
悲しみの矢がわたしの体の中に戻って行く
わたしは
もう一度赤ちゃんになった

もう一度生まれた
お風呂場からでると
主人が言った
「今日はいい目してるね」
あはは
たくさん泣いたから
きっと
わたしの目はきらきらしている